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銀行で金融商品を紹介された際のやり取り

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筆者は銀行にほとんど行きませんが、手続きで窓口に行きました。すると、別室に呼ばれました。予想はしていましたが、私に何か買ってほしいということです。

面白そうなので、営業社員についていきました。そこでのやり取りの一部を紹介します。紹介された金融商品と、私の反応です。

投資信託

最初に紹介してきたのは、投資信託です。一通り話を聞いた後、質疑の時間です。

私の質問:

残高の一定割合を信託報酬として回収する仕組みが、面白くありません。利益額の20%~30%を支払っても良いから、利益を基準に信託報酬を決める金融商品を紹介してください。

残高の一定割合を信託報酬にすると、運用会社はまともに運用する必要がありません。大損しても、確実に報酬がもらえるからです。

すなわち、たまたま人事異動でやってきた「素人」が運用するという事態も発生しえます。

そのような、リスクを一方的に顧客に押し付ける金融商品は必要ありません。

営業社員:

・・・。紹介できる投資信託は、ありません。

保険

次に、保険商品を紹介してきました。眠い。

私の質問:

保険商品を買うのに、なぜ商品説明から入るのでしょうか。私の家族構成、病歴、年間の収入・支出、財産や負債の状況を確認しなければ、適切な保険商品を紹介できるはずがありません。

また、国民健康保険には、長期入院等に対応した制度があります。なぜ、そこを確認しないで、いきなり保険商品の紹介から入るのでしょうか。

さらに、なぜこんな手数料が高い保険商品を紹介するのでしょうか。銀行の手数料収入が大きいことを基準にして紹介しないでください。

営業社員:

「・・・。」

外貨預金

営業社員は、めげずに金融商品を紹介してきます。そろそろ、紹介しても全部打ち返されるだろうことは気づいているはずです。しかし、仕事なので頑張っているようです。

私の質問:

FXに比べて、あまりに大きくてびっくりするようなスプレッドです。そして、利率も極めて低いです。アメリカの物価上昇率は2%くらいありますから、この利率(1%未満の数字)で外貨預金したら、実質的に損してしまいます。

また、外貨預金は、預金保険機構による保護対象になっていません。

FXに比べてメリットが全くなく、外貨預金を勧められても困ります。

営業社員:

「・・・。」

銀行が勧める金融商品の特徴

銀行は、手数料収入や金利収入で生きています。そこで、商品を販売して、手数料をもらう必要があります。

このため、どんな金融商品を紹介してくれるとしても、「銀行にとって有利な手数料がもらえる金融商品」を紹介してくれます。

「これはオススメですよ」と紹介される場合、なぜお勧めなのかを考えなければなりません。顧客が儲かるからお勧めなのか、それとも銀行が儲かるからお勧めなのか、です。

考えるまでもなく、銀行が儲かるからお勧めです。

その金融商品を買って顧客が大儲けできるなら、銀行は顧客に売らないでしょう。銀行は、売上が伸びなくて苦しい状態です。本当に稼げる金融商品だったら、銀行自身がしっかり買いこんで保有するはずです。

基礎的な金融知識を持っていないと、損する

以上のことから、以下のことが言えます。

金融に関する基本的な知識を持った上で銀行に相談しないと、損してしまう。

銀行にとっては、基本的知識を持っていない顧客の方が、やりやすいでしょう。売りやすいからです。私のような顧客は、銀行から見て全然ダメです。

しかし、私は銀行を毛嫌いしているわけではありません。クレジットカードの支払いや銀行振込等で使わせてもらっています。

銀行が儲かる金融商品でなく、顧客のための金融商品を持ってきてくれれば、商品性を詳しく検討します。

銀行(あるいは、その背後にいる運用会社等)が儲かる金融商品を持ってきてもらっても、私としては時間の無駄です。

顧客が儲かる金融商品とは

では、顧客が儲かる金融商品は、どのような商品でしょうか。おそらく、2種類になると思います。

  • 顧客は基本的に不利で、運が良ければ儲かる金融商品
  • 顧客がお金の訓練をしていれば儲かる、という金融商品

要するに、素晴らしい金融商品であっても、お金の勉強をしていない人が儲かるかどうかは、運です。

お金に関する造詣が深い人だったら、大きく儲かる金融商品があるとしましょう。しかし、勉強していない人がその金融商品を触ると、危険です。

金融商品で最も大きなリスクは、勉強しない人々自身です。

勉強しない人が金融商品を買って損すると、「あの金融商品は・・・」と批判します。しかし、本当は、勉強しない人達こそが最大の損失リスクです。

そこに気づいて勉強しない限り、ずっと搾取される側として生きることになるでしょう。

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