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仮想通貨

仮想通貨に求めるもの

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仮想通貨が本格的に世の中に知られるようになってから、まだ数年です。そして、世の中の人々が仮想通貨に期待しているものは、大きく分けて3つに分かれているように見えます。

仮想通貨とは

このまま3つの話を進めるのも良いですが、先に、仮想通貨とは何かを確認したいです。

全世界的に通用する仮想通貨の定義は、存在しないようです。

国際会議の報告書を見ても、仮想通貨(digital asset、crypto asset)の定義に全く触れていません。IMF等も同じです。IMFに所属するスタッフによる報告書等はありますが、それは個人が書いており、IMFの公式意見ではなさそうです。

国家クラスだと、仮想通貨への規制が必要です。そこで、ぼんやりと、そして広く解釈できる表現になっています。しかも、一般個人には分かりづらい。

仮想通貨プロジェクトによる定義

仮想通貨プロジェクト自身がどのように考えているか、ホームページを見てみました。

その誕生の経緯から、仮想通貨の在り方について強烈に原則を維持しようとしている仮想通貨だと、ホームページに仮想通貨の定義を強調しているでしょう。

そこで、イーサクラシック(etererum classic)のホームページを確認しました。トップページ最上部に、下の画像が大きく出てきます。

イーサリアムクラシック

  • decentralized:非中央集権化
  • immutable:過去に遡って改ざん不可能
  • unstoppable:止まらない

この3つを強調しています。2016年~2017年あたりまでは、仮想通貨の在り方としてこの3つを強調しても、問題はなかったかもしれません。しかし、現在はもう通用しないように見えます。

例えば、リップル(XRP)は、非中央集権化の対極に位置しています。運営はリップル社の独占状態だからです。ICOで発行された仮想通貨の多くも同様です。

また、ICOで発行された仮想通貨のうち、運営母体が消えてしまったものは、止まっていることでしょう。

仮想通貨はプログラムですから、存在自体はします。しかし、だれも使わなければ、存在していないのと同じです。すなわち、止まっています。

よって、ここでは仮想通貨を定義せず、「読者の皆様がイメージしている仮想通貨が、仮想通貨である」ということにしましょう。とはいえ、少なくとも、ブロックチェーン技術を使っていないと、仮想通貨とは呼べないのでは?と思います。

(過去、日本においては、ブロックチェーン技術を使っていないものが、あたかも仮想通貨であるかのように売買されていた例がありますが。)

仮想通貨に求めるもの

全世界的に見て、仮想通貨に求めるものは3つのように見えます。

  • ブロックチェーン技術
  • 資産保全
  • 資産運用

ブロックチェーン技術

ブロックチェーン技術を用いて、世の中に何か新しいものを生み出そうというプロジェクトです。このプロジェクトには、2種類あるように見えます。

プロジェクトその1:
decentralized(非中央集権化)を基礎としつつも、完全には達成できない場合があります。そこで、限定的な範囲でcentralizedを採用せざるを得ないと考えているもの。

プロジェクトその2:
非中央集権化なんて知らん!自分たちが開発から管理まで全てやるんだ、というもの。

どちらが良い、悪いというものではないでしょう。そういうものだということです。

ブロックチェーン技術に魅了されているのは、技術者と一部のマニアのように見えます。また、アプリ開発に熱中している人々も、ここに含まれるでしょう。

資産保全

これは、日本よりも一部の海外諸国で注目されているでしょう。例えば、イラン、ベネズエラ、アフリカ諸国などです。

要するに、自国通貨が信用できず、かといって外貨を買うのは規制が厳しくて事実上不可能、このような場合の、資金逃避先です。

筆者は日本に住んでいて、本当にラッキーだと思います。どこで生まれ育つかというのは、自分で選択できません。大人になったら移動できますが、生まれ育った環境によっては難しいでしょう。

ベネズエラ国民が、国家が悲惨な経済状態になってもベネズエラに住み続けていることが、移動の難しさを証明しています。

資産運用

資産運用と言うのは、正直でないかもしれません。「仮想通貨で稼ぎたい」ということです。日本国民の圧倒的多数が仮想通貨に求めるのは、資産運用としての仮想通貨でしょう。

仮想通貨取引所運営者、仮想通貨のウェブサイトを作って儲けている人など、すべてここに含まれます。

筆者は、ここに属します。

筆者は、何か面白いことがあるかも?という希望を持ちつつ、複数の仮想通貨を持っています。その理由は、儲けたいからです。それ以外にありません。

日本の財政状態が悪化する場合の逃避先としても、考えたことがあります。しかし、どの仮想通貨を信頼すれば良いのかが分かりません。ビットコインでさえ、10年後にどうなっているか分かりません。

そんな仮想通貨に、自分の資産の多くを投入することはできないです。よって、遊び程度になります。

正確には、仮想通貨トレードで儲けた資金の範囲内で、仮想通貨を保有しています。こうすれば、価値が仮にゼロ円になっても、筆者本人は損しません。

資産運用としての仮想通貨

資産運用として仮想通貨を考える場合、「損しないこと」が最重要です。損しないことを達成してから、利益を考えます。

2017年末に高値で買ってしまい、2018年後半になっても持ち続けているという場合、それは資産運用ではありません。負けトレードで損したというだけです。

負けて失ったお金は、だれか勝った人の財布に移動しています。自分の財布にお金を入れられた人は、仮想通貨での資産運用に成功したということになります。

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