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ローン・借金

住宅ローンを組んで自宅を買うべきでない

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多くの人が自宅を購入する場合、住宅ローンを組むでしょう。筆者はこの考えに賛成しません。先にお金を作って買うべきだと考えています。

自宅を買うときは、現金一括払いに限ります。

借金とは

ここで、借金とは何か?を確認しましょう。借金とは、他人からお金を借りることです。または、借りたお金そのものを言うこともあります。

そして、他人から借りたお金ですから、返済します。ほとんどの場合、利子をつけて返済します。

貸す側から見た借金

お金を貸す側(銀行等)から見れば、ビジネスチャンスです。返済まで30年を要するとしても、1,000万円貸して2,000万円得られるならば、貸すでしょう。

あとは、間違いなく返済されるように監視します。

監視しても、お金を借りた人が死亡等してしまえば、どうしようもありません。そこで、団体信用生命保険への加入を義務付けたり、住宅に抵当権をつけたりします。

借りる側から見た借金

借りる人(自宅を買う人)の視点に立ちましょう。自宅を買いたいのですが、お金がありません。しかし、自宅を買いたいです。給料を貯めてから買うと、歳をとりすぎているかもしれません。

そこで、銀行等からお金を借ります。そして、長期間にわたって返済します。

すなわち、将来の収入見込額のうち、いくらかを今すぐに現金化するのが、借金ということになります。

では、この住宅ローンですが、この記事は何を問題視しているのでしょうか。いくつか書いていきます。

借金を返済しないと、自宅は自分のものにならない

自宅を買うと、買った人は「自宅が自分のものになった」と考えるでしょう。しかし、これは正確ではありません。登記簿に、確実に抵当権を付けられます。

借金を返済しなければ、自宅は自分の手元を離れて他人のものになります。

すなわち、「自宅」という名前ですが、「銀行等に条件付きで住まわせてもらっている住宅」だということになります。

この点については、日々の生活で意識することはないでしょう。よって、自宅は本質的には自宅になっていないと指摘しても、「ふーん」と流せるかもしれません。

ローン返済中は、「ローン教」に入信したも同然

このローン教が、日々の生活で厳しい現実を見せつけてくれます。何かしたいと思っても、「ローンがあるから」ですべてが終了してしまいます。

ローンの呪縛をかいくぐってお金を出すのは、大変な労力を要します。

夫:「どこか海外旅行に行きたいなあ」
妻:「ローンは大丈夫?」
夫:「たまには、ぜいたくしたいなあ」
妻:「ローンがあるのに、何言ってるの?」
妻:「子供の進学を考えないと」
夫:「ローンがあるからどうしよう」

ちょっとした(あるいは、大きな)お金が絡むと、あらゆる場面でローンが出てきます。そして、ローン返済を一番に考えて行動します。まさに「ローン教」です。

住宅ローンを出してくれている銀行に対して、頭が上がりません。「返済をやめてやる!」と反乱を起こせば、銀行は「じゃあ、住宅を回収しま~す」と言う感じで、合法的に住宅を他人に売りさばくことができます。

ローン教の強制力は絶大です。自分だけでなく、家族全員が、ローンという目に見えない縄に縛られて生きていくことになります。

ローン返済完了後の自宅の価値

こうして、ローン教の苦行に耐えて数十年。ようやく、本当の意味で自宅が自分のものになりました。おめでとうございます。

さて、ローン返済後の自宅の価値は、いくらでしょうか。

土地:
土地は摩耗しませんが、日本の人口は1年で数十万人というレベルで減り続けています。長期的に見て、地価は低下するでしょう。
自宅:
木造だったら、価値は0円でしょう。売る際は、「古家あり」などと書かれます。

2,000万円を借りて住宅ローンを組み、利息や各種手数料を含めて3,000万円で返済したとしましょう。では、返済後の自宅と土地に3,000万円の価値があるか?です。

自宅は、確実に価値が落ちているでしょう。0円査定も珍しくないはずです。

マンションの場合、土地所有は計算上の話であり、実際に自由に使える土地はありません。しかも、管理組合が適切に機能していなければ、そのマンションの評価額は悲惨な状態になっていることでしょう。

借りた以上のお金を返す

借りたのは2,000万円でも、最終的に返済するのはその額よりも多いというのも、面白くありません。

たとえば、3,000万円を35年ローンで借りて、金利は1.5%固定としましょう。この場合、各種手数料を含めると、返済額は4,000万円くらいになります。

1,000万円も余分に払うのが嫌です。しかも、ローン教に入信して支払うのです。

国による各種施策は、自宅購入者のために実行するのではない

不動産会社、建築会社、国の制度等は、個人が住宅を買えるようにいろいろ工夫してくれています。しかし、それは「個人に住宅を買ってもらって、その人が幸せになるお手伝いをするため」ではありません。

国が各種制度を整えるのは、住宅を買ってもらうと、いろいろな業界に好影響だからです。

・住宅の建設会社
・不動産会社
・住宅の設備に関連する会社

その他、家が売れると儲かる業界は広範囲です。だから、住宅が売れるように制度を整えます。

各種制度を使って住宅ローンを組むのは当然ですが、それは「各種制度を使って自宅を買わされている」ということです。本来ならば住宅を買えない、あるいは買うべきでない人も、制度があるから無理して買えてしまいます。

無理して買うと、ローン教のシゴキに耐えるのは大変なことでしょう。

ローン教に入信しなくても良い方法

世の中の人は、「借金をすべきでない」と言います。しかし、住宅ローンは借金そのものです。しかも、巨額です。なのに、だれも「住宅ローンは借金だからダメだ」と言いません。この時点で、既に矛盾が見えます。

ここまで読み進めていただいた読者の皆様は、腹が立っているかもしれません。住宅ローンを組んでいれば、腹が立ってもおかしくありません。

では、上で考察したような問題が発生するのは、なぜでしょう。それは、「住宅ローンを組んで家を買ったから」です。

すなわち、住宅ローンを組むべきではありません。

「お金がないから仕方がない」という反論があり得るでしょう。それに対する回答は、「勉強して自由にお金を作れるようになれば良い」です。

お金のルールを知った上で訓練すれば、お金を稼ぐことが可能になります。

お金の勉強

ところが、多くの人は、お金の勉強をしたことがないでしょう。なぜなら、学校で教えてくれないからです。お金の基本ルールさえ勉強していません。

会社でお金関連の厳しい世界を生きている人も、自分のこととなると、お金の勉強をしていないかもしれません。

質問:自分自身、あるいは世帯の財務諸表を作ったことがありますか?

この質問に対してYESの場合、その人はお金の勉強が進んでいることでしょう。自分の経済状態が良く分かっています。

財務諸表を作ったことがない、財務諸表の読み方が分からない、そもそも、財務諸表って何?という場合、お金に関する知識は厳しいと判定せざるを得ません。

自分の経済状態を「感覚」「家計簿」「預貯金額」あたりで把握していると予想できます。

この場合、お金の知識が十分ではありません。そこで、お金について知っていると期待する「専門家」に相談するしかありません。

そして、専門家は、そのような人に優しい対応をしながら、がっぽりと手数料を奪っていきます。住宅に限りません。自動車でも保険でも、何でもそうです。下の記事の状態です。

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住宅ローンを組んでも、構わない

ここまで書いておいて何ですが、最終的に住宅ローンを組むことになっても、実は、大きな問題ではありません。

自分がお金に関する知識を持たないまま行動すると、どんどん搾取されます。良く分からないうちに、ローン教に入信させられ、苦行を強いられることになります。

「住宅ローンを組んで自宅を買う」に疑問を持たない場合、搾取される側に立っています。

まずは、お金に関する勉強をすることです。お金に関するルールが分かれば、訓練する方法も分かり、効率的に儲ける方法も少しずつ見えてきます。

すると、知識がないままローン教に入信するのに比べて、圧倒的に楽な生活を送れるでしょう。

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